BC SHORT Back Country Short Ski Mountaineering

カテゴリー: 山行記録 (Page 1 of 3)

53x RIDGEs (ノーカウント)北ア常念岳乗越2450m

北アルプスで、7H登山も
ノーカウントの一本に?!

【RIDGE  0】2025/4/22(tue)
□常念乗越
□目標標高差(none)
□参加者:ソロ
■結果登り標高差/距離:1482m/9.6km
■結果SKIダウン標高差/距離:565m/1.6km
■タイム:TOTAL 7H
■評価:ランクD (※※A~D中、ノーカウント(この場合は記録しないこともある)

▢所感
BC SHORTが生まれるきっかけとなった聖地に
今年も戻ってきた。
この山域はわたしの登山史原点である。

一の沢ルートは、昨年からの林道崩落により
いまだ通常運転とはならない状況である。
ならばと、e-bikeでヒエ平登山口までスイスイのスイ~♬ と
フロントギアのない折りたたみチャリで
SKI背負って頑張ってた10年前とは
似てて非なる、余裕のアプローチとなった。

GWまえの林道通行止の解除時期ではあるが
そんな事情から、登山者は皆無。
ルーファンは、例年にもれず手こずりつつも、
歩を進める。
おれって、学習能力ないの?と自問自答しつつ
自信をなくしながらの登山は、慣れたもの(笑)

この一の沢ルートは、グリーンシーズンという
いわゆる夏山登山なら、北ア入門として最適であるが
残雪期はまだまだ夏道もない雪山である。

さて、複数の沢が交差する笠原沢へ着いた。
例年よりも残雪が豊富だ。ゆえに複数の渡渉(沢を渡る)
をせず、大雪原をゆうゆうと進むことができる。

一の沢源頭部では、急登までSKIを履いての
ハイクアップで粘ったが、怖くなってツボ足にチェンジ。
急登ゆえに、高度感はそこそこあるが、
2本くらいある先行トレースよりすこしわかりやすい
トレースを雪面にキックで刻みつつ、
常念小屋のある常念乗越にようやくたどり着く。

数年前までは、小屋番のきょうちゃんにこの時期は
あって談笑するのだが、彼はすでに「里の人」であるがゆえ
寂しいかぎりだな。

今シーズンは、残雪豊富だが、日中の気温が高いゆえに
重い雪を力づくでいなしつつ、来た道をSKIダウンしながら
そそくさと下山した。

記:田中ゆうじん

53x RIDGEs 19 白沢天狗東尾根

中房から燕山荘BC SHORTの
バイク敗退からの
白沢天狗がよかった

【RIDGE 19】2025/4/4(tue)
▢北アルプス前衛の白沢天狗・東尾根(爺が岳スキー場から)
▢目標標高差・距離:D+680m・2.5km(片道)
▢参加者:マキさん
■結果登り標高差/距離:上記
■結果SKIダウン標高差/距離:上記
■タイム:TOTAL3H
■評価:ランクA(※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
この日、昨年のソロ中房から燕山荘のリベンジから
周到に用意して挑んだ当山行だったが、中房に着くまえに
敢え無く敗退。
というのは、わたしのe-bikeはすこぶる調子も良かったが、
マキさんがこの日のために急遽中古MTBを購入したのだが、
いかんせんフロントギアのない6段変速で、大苦戦!

わたしは、むかしとった杵柄である、折りたたみチャリでの
新穂高からは左俣谷のわさび平小屋先までや、一の沢からの
チャリ常念など、いざとなったらそのMTBで中房まで行く
予定だったが、あのガッツも体力も、悲しいことに今は昔なのか。

最後はマキさんが根性みせるが、観音峠でチカラ尽き折り返す。
ここまで聞いて、トライアスリート世界選手権出場経験もある、
スーパーアスリートのマキさんがなんで?と思う方もいるだろう。

そう、あの彼女といまのマキさんは別の人格なのである。
それでも、カラダは同じなのでおぼえはあるが、最近の運動不足も
相まったようだ。
2Hの輪行となったが、うまいビール飲むにはすこし物足りない
という彼女の要望もあり、お得意の白沢天狗へ。

このマキさん、先日も白沢天狗の急登で引き返す過去がある
だけに、わたしもおそるおそる状況をみながら高度を上げていくが、
なんと、先日よりも早いポイントにて、
「やってらんねぇ~!」と、ご機嫌ななめ(笑)

すると、びっくりしたことに、1分黙り込んだ後、彼女は
一つまえのあの優しいMAKIさんとチェンジ。
じつは、このMAKIさんは憑依してたスーパーアスリートの
ぴーちゃんなきあと、着実にBC SHORTを頑張ってきた経験もあり、
クランポンを着けて着実にハイクアップをこなす。

その彼女いわく
「U(私ゆうじんのこと)に八つ当たりしたり、数回やったくらいで
そんな上手くなるわけないのに」
と、MAKIさんはマキさんにだいぶイラついている様だった。

これを読んでる皆さん、理解できますかね?

そう、彼女は多重人格の持ち主で、人格によっては憑依もされる
という体質なのである。

であるからして、当チャレンジも直前で中止にしたり、喧嘩して
機会損失したりと、遅々としてすすまないところもあるが、
なぜだか、とてもワクワクしたBC SHORTライフを過ごしている(笑)

いまはビギナーに逆戻りしたマキさんが着実に経験を積み、
下山後に喜んでる姿をみるのが楽しいし、なにしろ最高に
旨いビールが飲めるのが至福である。

チャレンジがたとえ失敗に終わってもいいじゃないか、
なぜなら、それよりとても人間らしい貴重でおもしろい
人生がやれているのだから。

ちなみに、白沢天狗の東尾根BC SHORTは、バイクで酷使した
大腿筋の疲労に苦戦しつつも、満足のいく一本となった!

ゲレンデの雪融けもすすみ、季節はすっかり春だ。
まだまだBC SHORTチャレンジを楽しむぞ。

YUJIN

53x RIDGEs (ノーカウント)白沢天狗(仮称:東尾根)

残念ながら
今企画、2回目のノーカウントの一本とした!

【RIDGE  0】2025/4/1(tue)
□白沢天狗
□目標標高差(none)
□参加者:マキさん
■結果登り標高差/距離:305m/1.7km
■結果SKIダウン標高差/距離:305m/1.7km
■タイム:TOTAL 2H20M
■評価:ランクD (※※A~D中、ノーカウント(この場合は記録しないこともある)

▢所感
尾根滑りが得意な、BC SHORTの聖地である。
今回は、なにがどーして、どーなってこーなったか
わからないまま、
本日4/12㈯は、長野市にあるお馴染みの宿で
これを記録している。

粗いけど端的におもったことをつらつらと以下に。

この日、どういう経緯で当尾根のBC SHORT登山に
なったのかは忘れたが、当ルート随一の急登とば口にて
引き返し、SKI滑降に入ったと記憶している。
※追記:当日は松川村道の駅にてハイエースで車中泊

スペシャルは!
同行したマキさんの新調「スカルパブーツ」名前失念💦
それが、彼女の滑降がとても有意義になったらしく
終わりよければすべてよし、でご満悦の一日となった。

2Hも登ったんだから、一本としてもいいでしょ?
となりそうなところだが、
そこは、生き慣れた白沢天狗の当尾根。

ノーカウントで✖とした。

ここからは余談だけど
同行したマキさん、わたしとは2021年からかなりの
BC SHORTを山で経験してる。

けど、本格的な山はまだ数回ということで、
別人格のマキさんは、先日の猫岳の快活さとは相まって
急登で毒づき、早期撤退となった。

じつは、この翌週に、このマキさんをあやすように
すこし懐かしいあのマキさんが途中から当尾根の
ハイクアップをこなす!!

人生って本当におもしろいです。

53x RIDGEs 18 奥飛騨は乗鞍・猫岳(2581m)へ


壮大な乗鞍連峰の一座である猫岳。
大崩山と2座に到達寸前で撤退をしたが
ペースも順調で、重い湿雪の滑降は
BC SHORTの特性をいかんなく発揮して
トレースをボブスレー滑り!

【RIDGE  17】2025/3/25(tue)
□猫岳(2581m)
□目標標高差(D+1190M)
□参加者:マキさん
■結果標高差/距離:約D+1040m/8.6km
■結果SKIダウン標高差/距離:-1040m/4km(復路は牧場ルート)
■タイム:TOTAL 4H25M
■評価:ランクA (※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
ここは、久手牧場からのアプローチがガイド本に掲載。
いやぁ、いつもはBC SHORTだけにガイド本に載らない
ルートばかり開拓してるけど、ガイド本って便利ね!

先達の様々な英知をありがたくおすそ分けいただき、
久しぶりの1000mオーバーを登り降りした。
とにかく、人気エリアだけにスキーやスノーシューの
トレースが無数にある。

牧場と反対側のルートを敢えて選んでしばらくハイク
アップすると、標高1700mあたりで目標の主尾根に合流。
先行者の3人パーティーが300m先に確認できる。

いきなり開けた広大な景色は、夫婦松だ。ここは
乗鞍スカイラインの途中にある観光地で、除雪の重機が
GWの開通にむけて励んでおられる。

先行者3人にトレース感謝をしつつ、体力のある
マキさんを先頭にひたすら登る。
人様のトレースは本当に参考になる。いつも思うけど
自分がいかにせっかちかが見てとれる。

最後のスカイラインのヘアピンカーブから予定とすこし
ちがうルートを取ってしまったが、そちらは大崩山へ続く。
そのあたりで雹がふりはじめたので、体力もそこそこに
使い果たしたこともあり、引き返すことに。
天気は好天へむかうと知ってたけど、マキさんの本格的な
BCエリア(ここは深い理由が!)ということで、森林限界
は諦めた。

重い湿雪なので、緩斜面はとくにスキーが走らないことは
想像してたので、BC SHORTの得意技であるトレースtoトレース、
いわゆる登りで踏んだトレースをそのまま滑るスタイルで、
あっという間に下山完了。

この53×dRIDGEsは、尾根途中で引き返すことが多くなって
きたけど、すべてはつぎにつなげていくと考えれば、
それもまたよし、と。

雪どけもすすんで今シーズンの再挑戦はないと思うけど、
また来たい大好きなエリアである。

田中ゆうじん

53x RIDGEs 17 奥飛騨は平湯温泉スキー場山頂から

乗鞍よりつながる壮大な2500M稜線…
にはほど遠かったが
平湯温泉スキー場の標高差とロングルートに驚愕
次回は必ず金山岩へ

【RIDGE  17】2025/3/24(mon)
□金山岩(2532m)
□目標標高差(none)
□参加者:マキさん
■結果標高差/距離:約+120m/0.9km
■結果SKIダウン標高差/距離:-600m/3.0km(スキー場含む)
■タイム:TOTAL 1H30M
■評価:ランクB (※A~D中、B:ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
この日は、奥飛騨トリップの1日目。
松本を出たのが昼前ということもあり、今回は下見がてら
当尾根をBC SHORT。
同行した2021年からBC SHORTを一緒に主宰&
プレイしてるマキさんは、ミラクルな理由から
いまはビギナーとして一から取り組んでいる。
ゆえに、とくに無理はせず、お気楽なスキー登山とした。

とはいえ、当スキー場のリフトに乗るのははじめてだったが、
写真最上からさらに奥の山頂へと、急峻な山肌に驚嘆しながら
標高差550mアップはなかなかの迫力。
ぱっくり開いた雪面のクラックから、木立ちの急斜面尾根は
尻がすくむ様な説得力をもって問いかけてくる様だ。
「簡単に来るんじゃねえぞ」と。

さあ、人もまばらなリフトトップからは、シールを着けて
スノーシューやスキーのトレースに沿って尾根の取りつきへ。
雲行きもあやしく、強風と相まってなかなかの状況。

金山岩までは大きく3か所くらい登り返しがあるし、
こまめにアップダウンを繰り返す尾根は、この短い区間だけでも
一筋縄にはいかず。
でも尾根らしく好きな感じだ。

次回は金山岩まで!と意に刻みつつ
1kmもいかないあたりで引き返す。

ゲレンデトップからみえるオープンバーンからの、
急斜面ではない湯の平コースを滑降したが、ストップ雪に
手間取りつつも、なかなかのロングルートで楽しませてもらった。

このスキー場は、平湯界隈で山に入れないときは
急峻な尾根や林間もあるし、なかなか楽しめそうだ。
※滑降禁止かどうかは調べてない

ぜひまた来たい!


赤いラインが登ったセクション。
黄色は当初のルートでピンクはゲレンデ内

53x RIDGEs 15(×2ridges 2/2) 茶臼山(2006m)

松本市にある住居ログハウスから
ほど近い茶臼山が
こんなにも妙味があるとは!!
この日2本滑ったうちの
メインである2本目だ。

【RIDGE  15】2025/3/18(mon)
□茶臼山(2006m)
□目標標高差(none)
□参加数:ソロ
■結果総標高差/距離:約1806m/9.7km
■結果SKIダウン標高差/距離:-600m/2.8km
■タイム:TOTAL 3H30M
■評価:ランクB (※A~D中、B:ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
まず言っておきたい。
ランクBとしたけど、尾根がセクシーじゃないというだけで、
いくつかの登り返しこそあれど、素晴らしい尾根である。

茶臼山山頂から夏道を横目に、ご機嫌に滑っていくと
突如現れる、廃屋と化した山小屋が、
えーと、昼間なのにけっこう不気味…。

気をつけたいのは、スキーヤーズレフト(滑降する目線の左側)は、
わりと急斜面+樹林帯エリアなので、この場合はそっち行かない様に!

幾度とある登り返しは、尾根滑りの宿命であるけど、
古のころより、ここもおそらく積雪時には “スキー” で
この山域を移動してたのかなぁ~なんて妄想しつつ、
ときおりスマホの「スーパー地形ソフト」という
あの大好きなカシミール3Dと連携したアプリをたよりに
SKIダウンする。

この日は、BC SHORTを一緒に主宰してる
パートナーでもあるマキさんの娘と2人で
デートする約束だったので、
下山1200をめざし、尾根を脱落する(笑)
しかし、その樹林帯がまた、また… またまた……
BC SHORTの機動性を存分に発揮できるいかした時間だった!

じつは、10数年前、ソロ&長いスキーでこのあたりを
チャレンジした経験があるけど、
スキーの下手さもあいまて、ブーツのツボ足で
散々苦労して下山した経験がよみがえる。

スキーなんて、ぜんぜんダメだろ!?
と、自分の技術はさておき、雪山登山に幻滅したとき(笑)
でも、長いスキーでは、やはりこの山域を楽しめることは
おそらく現実的ではない、と断言しとく。

1DAYで2本の尾根を登って滑るには、
こんな時間ではなかなかむずかしいけど、
大満足の茶臼山チャレンジとなった。

ふれてなかったけど、登りのルートは
ピンクテープ(登山道フォロー)を目安にした。
登山道もフォローできて、ルートファインディングも
もちろんやれる、BC SHORTは
本当にすばらしいアソビだと実感した日だった。

53x RIDGEs 14(×2ridges) 茶臼山(2006m)

松本市にある住居ログハウスから
ほど近い茶臼山が
こんなにも妙味があるとは!!
この日2本滑ったうちの最初の1本は
標高差にしてわずか94mのいかした急斜面の滑降だった!?
※2本目15はこの後に記す

【RIDGE  14】2025/3/18(mon)
□茶臼山(2006m)
□目標標高差(none)
□参加数:ソロ
■結果総標高差/距離:約800m/3.5km
■結果SKIダウン標高差/距離:94m/0.36km
■タイム:TOTAL 2H50M
■評価:ランクA (※※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
ようやく出来た、一座で複数の尾根滑降。
効率重視には決してしたくはないが
なんといっても尾根(RIDGE)のチャレンジだぜ?!
山の特性からいっても、山頂や稜線から
尾根は複数伸びて地上にむかっているもの。

つまり、それだけ妙味のある”個性的な場所” が
公にないしは皆さんが知らないだけで
たくさんあるわけだ。

ただし、この場合豊富な積雪があるのが条件。

だったら、やるでしょ。
なぜなら、オモシロイ人ってあなたの周りにいますか?
みんなおなじことばかりしてて、風がわりな
ことをやる人がでてくれば、叩いたり、無視したりと。

批判を乗り越え、”周囲とちがう存在であること” に
憧れがあるのに、その実、そうなることを怖れる。

ゆえに、ニッポンは新しく、かつユニークなコトが生まれてきずらい風潮があると。

そろそろ、形骸化したエセ資本主義経済や
皆がいいからと、主体性のない美人投票という旧態価値観に
NOといいませんか?

すみません、オジサン愚痴っぽくなってるな。
ただ、これだけは言いたいんだけど、多様性など、
個性やオリジナリティをだいじに!というわりに、
ニッポンではどんどん個性の均一化が加速してる
様な気がしてて。

さて
この日のメインは、このあとに書く15であるが、
この尾根は時間に余裕があれば、ぜひ扉峠まで
試してみたかったけど、登り返しや平坦が
わりと多めなことは、十数回は夏道を通った
経験から既知である。

でも!
この標高差-94mは、とてもいかしてたのでAである。
ロケーション、急斜面、尾根のセクシー度合など、
ランクAに異論なしだ。

しかも、ストップ雪ならぬ、「ストップ岩」が
急斜面の細い尾根に地雷の様に容赦なく出現し、
かなりの高度感+地雷感=恐怖感を、
否応なしに見せつけられる!

つぎ、またこの茶臼山を通って三峰山にむかうことが
できるのであれば、ぜひ扉峠まで滑降してみたい。

53x RIDGEs (ノーカウント)根子岳(2207m) ~奥ダボススノーパーク

残念ながらノーカウントの一本とする!

【RIDGE  0】2025/3/9(sun)
□根子岳(2207m)
□目標標高差(none)
□参加数:3名(BC SHORT体験会。講師2名を除く)
■結果登り標高差/距離:605m/3.3km(リフトを含まず)
■結果SKIダウン標高差/距離:780m/5km
■タイム:TOTAL 3H
■評価:ランクD (※※A~D中、ノーカウント(この場合は記録しないこともある)

▢所感
今回は初のノーカウントてか。
しっかり登って、しっかり滑る…
しかも、氷と新雪のミックスな雪面だ。

でも、しょうがないっしょ
たしかに、尾根を滑ってはいるけど
当企画には、やはり疑問符が。

なので、初のノーカウントとした。

でも、BC SHORT体験会がメインのこの日
参加者の皆さまには、スリルと頑張りを感じ
とても良いBC SHORTだったな!!

当日、リードしてくれた
BC SHORTアンバサダーのジョニー倉島さん
ありがとうございます😊

ところで、第二期(延べ30セットー2セット)が
完売したよ。
本当にありがとうございます!
来季も製作依頼して、進んでますので
こうご期待!

53x RIDGEs 13 飯縄山(1917m) ~いいづなリゾートスキー場

シゴトまえの一本がきつかった~!

【RIDGE  13】2025/3/4(tue)
□飯縄山(1917m)
□目標標高差(none)
□参加数:ソロ
■結果登り標高差/距離:730m/2.5km
■結果SKIダウン標高差/距離:1032m/3.5km
■タイム:TOTAL 3H
■評価:ランクA (※※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
つい3日前のRIDGE12の霊仙寺山の暖かいBS(BC SHORTの略)登山が
うそのような、冬に逆戻りした厳しい天候であった。
最高到達地点までのリフトが運行してなく
一本目のリフトを降りてからは、ノートラックのゲレンデハイクアップとなった。

前線を伴う低気圧と低気圧の間とはいえ、風速8mに雪も降りはじめ
容赦ない西風と寒さに、心はゲレンデハイクアップの時点で折れ始める。

この時点で、まずい、スタート時間が遅れてる(10:00)うえに、
下山後は長野市で仕事あるのよ…とね。

数日前の気温上昇でゆるんだ雪面がふたたび氷化したところと、
今週降った新雪と、腐りかけたストップ雪のミックス。
これは、先日のようにはいかないな…、との予想はあたり、
苦戦しつつ高みをめざす。

なかでも、霊仙寺山と飯縄山をつなぐ稜線のハイクは、
尾根上ゆえの複雑なアップダウンや雪庇を避けて
「すこし下をすすむ」というマイルールを無視して、
「余計なシゴト」ばかりの、
超ブサイクなルーファン(ルートファインディング)
となった。

さて、大幅に時間を要してたどり着いた飯縄山山頂。
風雪もそこそこあるが、まだ大丈夫。
でも、5分はじっとしていられない過酷な状況下ではある。
北アに厳冬期ソロで12H以上もBSしてた頃は、なんとタフだったのか…
といまさらながら、懐古しつつ現実を知るのだ。

南峰へつづく稜線上に、同じく風下にて装備チェックをしてる
2名の登山者が100m先からこちらをみてる。

ええい!SKIダウン開始。
氷でスキーに遅れ、ストップ雪でスキーを引きずられる。
それが1ターン毎にくる状況に、下山までが思いやられる…。

終わってみれば
雪質が安定(1パターン)であれば、極上の尾根であった。
オープンバーンあり、木立ち&急斜面&細い尾根滑降あり、
長いスキーでは決して楽しめない、素晴らしい尾根であった。

滝ノ沢がおもった以上に立ちはだかる壁となり、
最後はブーツ歩行での車道あるきとなったが

今夜もうまいビール確定だな

と、汗冷えしたカラダに車の暖房をガンガンにして
里へと下りていった。

53x RIDGEs 9 美ヶ原王ヶ鼻(2008m)

【RIDGE  9】2025/2/10(mon)
□美ヶ原・王ヶ鼻(2008m)
□目標標高差・距離:D+650m・5.0km(トータル)
□参加数:2人(Makiさん)
■結果登り標高差/距離:D+630m/2.2km(片道)
■結果SKIダウン標高差/距離:上記
■タイム:TOTAL2H30M
■評価:ランクB (※A~D中、B:ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
ここは2年ぶり!
BC SHORTを育ててくれ、THE登山道滑りをおしえてくれた
大好きなフィールドである。

もちろん、いわゆる長いSKIでは登れこそすれど、
滑ってはこれない、いわゆるSKIという概念のない山域だ。

さて、きょうはのっけからハプニング。
ストックを前回8の駐車場所に忘れた様で、
いきおい木の枝をストック替わりに。

滑りは
ところどころ出てくる地面や石や根っこが、きょうは
やたら意識してしまい、自信喪失でアグレッシヴさに欠ける。
同行したマキさんは、わたしよりも、さらに滑ってスキーを脱ぐ。

いやぁ、BC SHORTってこんなに難しかったっけ?
と復路の車中からみる神々しい北アの稜線が
やけに高く遠くみえた。

« Older posts
ABOUT
TRIP
PROFILE
PHOTO
MOVIE
AREA