北アルプスで、7H登山も
ノーカウントの一本に?!
【RIDGE 0】2025/4/22(tue)
□常念乗越
□目標標高差(none)
□参加者:ソロ
■結果登り標高差/距離:1482m/9.6km
■結果SKIダウン標高差/距離:565m/1.6km
■タイム:TOTAL 7H
■評価:ランクD (※※A~D中、ノーカウント(この場合は記録しないこともある)
▢所感
BC SHORTが生まれるきっかけとなった聖地に
今年も戻ってきた。
この山域はわたしの登山史原点である。
一の沢ルートは、昨年からの林道崩落により
いまだ通常運転とはならない状況である。
ならばと、e-bikeでヒエ平登山口までスイスイのスイ~♬ と
フロントギアのない折りたたみチャリで
SKI背負って頑張ってた10年前とは
似てて非なる、余裕のアプローチとなった。
GWまえの林道通行止の解除時期ではあるが
そんな事情から、登山者は皆無。
ルーファンは、例年にもれず手こずりつつも、
歩を進める。
おれって、学習能力ないの?と自問自答しつつ
自信をなくしながらの登山は、慣れたもの(笑)
この一の沢ルートは、グリーンシーズンという
いわゆる夏山登山なら、北ア入門として最適であるが
残雪期はまだまだ夏道もない雪山である。
さて、複数の沢が交差する笠原沢へ着いた。
例年よりも残雪が豊富だ。ゆえに複数の渡渉(沢を渡る)
をせず、大雪原をゆうゆうと進むことができる。
一の沢源頭部では、急登までSKIを履いての
ハイクアップで粘ったが、怖くなってツボ足にチェンジ。
急登ゆえに、高度感はそこそこあるが、
2本くらいある先行トレースよりすこしわかりやすい
トレースを雪面にキックで刻みつつ、
常念小屋のある常念乗越にようやくたどり着く。
数年前までは、小屋番のきょうちゃんにこの時期は
あって談笑するのだが、彼はすでに「里の人」であるがゆえ
寂しいかぎりだな。
今シーズンは、残雪豊富だが、日中の気温が高いゆえに
重い雪を力づくでいなしつつ、来た道をSKIダウンしながら
そそくさと下山した。
記:田中ゆうじん