BC SHORT Back Country Short Ski Mountaineering

カテゴリー: TRIP (Page 2 of 4)

53x RIDGEs 11 無名峰721m (ホテルラーチ裏))北海道2/2

【RIDGE  10】2025/2/24(mon)
□「無名」峰(721m)
□目標標高差・距離:D+350m・3.5km(トータル)
□参加数:6人(北海道BC SHORTフリークの皆さん)
■結果登り標高差/距離:同上
■結果SKIダウン標高差/距離:上記
■タイム:TOTAL1H20M
■評価:ランクA (※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
そうそうそう!!
これぞ、裏山も登って滑れる、BC SHORTの真髄にふれた会心の一本だ
しかも、登り1H、降り20M少々と、個人的には小ぶりで超好み!

これだから、北海道はすごい。
ただ、我が町の松本ではない、飯山や妙高など北信エリアも
道中かんじたが、やはり雪の豊富さと文化がすばらしいと実感す。

さて、BC SHORT名誉アンバサダーの藤崎ジェットさんと
超フリークなマッサンが急遽、ホテルの裏山も堪能できるかも?
ということで、みんなで宿を出た直後にいきおい決まった一本である。

わたしは、こういう運動神経のよさ、好きだなぁ~😊

わたしのリクエストもあり、尾根をそのまま滑って下山することに
ジェットさんは同意してくれて、素晴らしい一本となった!

散会後、わかさぎ釣りキャンプをしてる、かなやま湖のほとりを
ハイラックスで走ってる最中、湖畔から空へ延びるいくつかの尾根をみた。

なんて素晴らしい雪山が北海道にはあるんだ?!と。

おれたちは、もしかしたらこの99cmのスキーという
ある意味、温故知新であらためていま着目しているnewスタイルで
ニッポンの山&スキーアクティビティの概念に風穴をあける
「BC SHORT」で

すごい発見をしているのかもしれない。

※BC SHORTスキー板、お陰様で売れてます。
今期はあと一本。迷ってるかたは急がなきゃウソでしょ😊

53x RIDGEs 10 佐幌岳(1059m)サホロリゾートスキー場 北海道1/2

【RIDGE  10】2025/2/23(sun)
□佐幌岳(1059m)
□目標標高差・距離:D+654m・6.0km(トータル)
□参加数:9人(北海道BC SHORTフリークの皆さん)
■結果登り標高差/距離:同上
■結果SKIダウン標高差/距離:上記
■タイム:TOTAL2H30M
■評価:ランクB (※A~D中、B:ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
昨年につづいて第2回となった
北海道BC SHORTオフ会!!

主宰の私たちは、今季最強寒波到来で、しかも
新潟⇔小樽(北海道)のフェリーという
日本海・豪雪・交通渋滞・荒波というハードルを乗り越え
なんとか、新潟港のフェリーに滑り込む!

エッヘン、わたしはこういうギリギリな状況における
精神的&運転技術のタフさには定評があり(笑)
同船したマキさんからは、御礼にフェリーのレストランで
好きなものをご馳走してもらった。

おとこは、こういうときに試されるのです。

ただ…、冬の日本海は波高し!
船酔いなんかしない私は、リバース×5くらいして憔悴…。
ダメじゃん(笑)

さあ、小樽・札幌・占冠・サホロとクルマを飛ばして
親愛なる北海道の皆さんと再会。

最下より許可をもらったうえで、ハイクアップ(自分の脚で
スキー板の裏に滑り止めのシールを着けて、登っていく)

スキー場トップであれど、ここは佐幌岳。
厳しい雪山だった。北海道は、緯度が本州より高いので
標高2000m前後といえども、北アの3000m級に匹敵するとか。

雪質は、筆頭の藤崎ジェットさんいわく
ちょい重いパウダー
というけど、中信の雪で悪戦苦闘してるわたしからすれば
極上パウダーである。
ほとんどが、スキー場のオープンバーンの際の尾根滑りではあったが
ハイクアップもしたし、絶景の尾根であったので一本とした。

中国資本の当地であるそうで、ゴンドラ代も値段が高すぎるが、
やはりここは北海道、すばらしいフィールドだった!

53x RIDGEs 9 美ヶ原王ヶ鼻(2008m)

【RIDGE  9】2025/2/10(mon)
□美ヶ原・王ヶ鼻(2008m)
□目標標高差・距離:D+650m・5.0km(トータル)
□参加数:2人(Makiさん)
■結果登り標高差/距離:D+630m/2.2km(片道)
■結果SKIダウン標高差/距離:上記
■タイム:TOTAL2H30M
■評価:ランクB (※A~D中、B:ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
ここは2年ぶり!
BC SHORTを育ててくれ、THE登山道滑りをおしえてくれた
大好きなフィールドである。

もちろん、いわゆる長いSKIでは登れこそすれど、
滑ってはこれない、いわゆるSKIという概念のない山域だ。

さて、きょうはのっけからハプニング。
ストックを前回8の駐車場所に忘れた様で、
いきおい木の枝をストック替わりに。

滑りは
ところどころ出てくる地面や石や根っこが、きょうは
やたら意識してしまい、自信喪失でアグレッシヴさに欠ける。
同行したマキさんは、わたしよりも、さらに滑ってスキーを脱ぐ。

いやぁ、BC SHORTってこんなに難しかったっけ?
と復路の車中からみる神々しい北アの稜線が
やけに高く遠くみえた。

53x RIDGEs 8 鍋冠山②

【RIDGE 】2025/2/3(mon)
□北ア前衛 鍋冠山(2194m)
□目標標高差・距離:D+1130m・5.0km(トータル)
□参加数:ソロ
■結果登り標高差/距離:D+310m/1.1km
■結果SKIダウン標高差/距離:D-310m/1.1km
■タイム:TOTAL1H8M
■評価:ランクA (※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
はい、『今企画において二度目です』。
鍋冠山のさらに前衛の、角蔵山といういわゆる里山の
多彩なるいくつもの尾根から、2つ線を引いてみた。
で、6時起きで行ってみた。

雪なかった。

だから、当ルートに変更した、という💦

この、ルートを変更できる運動神経はいい(笑)
でもね、だったら、うまいビール飲むために
前回といっしょじゃダメっしょ?!

ということで、
前回トータル2H30Mのところを
今回、トータル1H8M!!

とくに言いたいのが
登りはちょうど1時間。で、
滑降は、なんと7分台。

これって、ただ定量的なことを言ってるんじゃなくて
やっぱ
「BC SHORTってすごい」
それだけです。

皆様、きょうもお疲れ様でした。
おやすみなさい😊

53x RIDGEs 7 白沢天狗東尾根


【RIDGE 7】2025/1/27(mon)
▢北アルプス前衛の白沢天狗・東尾根(爺が岳スキー場から)
▢目標標高差・距離:D+680m・2.5km(片道)
▢参加者:3名(マキさん&ジョニー)
■結果登り標高差/距離:上記
■結果SKIダウン標高差/距離:上記
■タイム:TOTAL3H
■評価:ランクA(※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
これぞBC SHORTの聖地だ。

BC SHORTは
北ア常念岳東尾根で4年試みた後にそこで受精し
美ヶ原ダテの河原で産声をあげ
ここ白沢天狗や北海道を筆頭に、成長してきている!

アンバサダーのジョニーとは、昨年同メンバーで
予定してたが、あいにく雪が少なく急遽、鹿島槍の西沢へ変更。

で、この日は私、右足親指付け根の痛風(後期)で患部に膿?
の様な物が溜まって、外反母趾よろしく腫れに腫れてブーツ類を変更し、
TLT7&レンタル用BC SHORT板を駆った私を筆頭に、
前半、まるで春の様な薄いクラスト雪を
バリバリ&滑って難儀しつつ登り、
後半は、これぞ信州パウダーをラッセルしつつ
目標地点まで2H30Mくらいで到達。

別日と思しき先行者のトレースを途中までありがたく
いただきながら、ルーファン(ルートファインディング)は
楽をさせてもらった。
もちろん、この日もいつも同様に他の登山者は見なかった。

しかし、ここ白沢天狗の尾根のトレースをなぞったときに思うのが、
只者ではないルーファンなんだよね。
尾根の断面図を想像してほしいのだが、
その突端の数メートル下方をひたすら登るスタイル。
おそらく、突端は割と小さな凹凸があるので消耗しやすいから、
安定した道筋がみえるところ進む、省エネクライムなのかもな。

なぜ只者ではないかというと、私の場合はどうしても心理的に
上へ上へいこうと、標高を上げたくなる焦燥にかられるわけで。
そこを、淡々とみすえつつ、最後は一気に尾根の突端に、
必要ならジグ等を切りつつ、尾根の突端にでる効率的なルート。
あっ晴れ!!である。

ま、踏んで登ったルートが、
きょうの正解、でいいのかもだけど。
だから、参考にしつつあまり気にしないようにしてるゾ!

いずれにしろ、予定より早く目標地点に到達。

ジョニーは存分に楽しんでもらった。
マキさんは、相変わらず追いどりがプロか?!
というくらい上手い。

結果は、いままでで最速に下山終了!!
ほかでもない、SKIの達人ジョニーのペースに負うところ大。

なんだか、塾に通ってた中学生のころ、英語のディクテーションで
横のやつがいきなり筆記体で書き出し、負けじと俺もブロック体から
適当な筆記体で書いた”スピード愛” を思い出す(笑)

そう、スピード(瞬間)は愛なのよ!!
※脈絡がなく困ってる💦

そのくらい、ジョニーのスキー捌きは一級品だとおもうな!

とにかく、ここはおすすめで、
BC SHORTに大分なれてきた中級者クラスの方たちは
ぜひチャレンジしていいと思う。

尾根どおしなので、雪崩リスクはすくないし(もちろん絶対ではない)、
登りではテクニックを磨けるし
滑降では、もちろんテクニックと安全に下りてくる術を磨ける。

マイペースで楽しんでほしい。
※BC SHORTやってる方で
同行希望の方はぜひ連絡してください

53X RIDGEs とは??

53x RIDGEs 6 鍋冠山麓の水圧鉄管

【RIDGE 6】2025/1/22(wed)
▢北アルプス前衛の鍋冠山の麓 (ほりで~ゆから)
▢目標標高差・距離:D+1000m・6.5km(トータル)
▢参加者:2名(マキさん)
■結果登り標高差/距離:上記
■結果SKIダウン標高差/距離:600m/約3㎞
■タイム:TOTAL4H
■評価:ランクB (※A~D中、B:ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
おそらく、目標の鍋冠山への行程の1/3程度で引き返した登山。
ただし、
なまったカラダでの、体力、
急斜面のテクニック&恐怖感克服
急斜面滑降のテクニック&恐怖感克服
ヤブ度、最大ランクの5/5
すべてそろった、これぞBC SHORTの”妙味”である(笑)

一応、水圧鉄管に関しては
中部電力はじめ、長野水力センター?など
責任管轄を5回ほどたらいまわしにされ、
電話でお話した。
結果は、鉄管敷地内に入らなければOK。

えーーーっと、
ここはあまり深堀りせずに(これ深い意味で重要)
サイコーのBC SHORTだった!!

山よいつもありがとう😊
動画はこちら

53x RIDGEs 4 鍋冠山

【RIDGE 4】2025/1/2(thu)
□北ア前衛 鍋冠山(2194m)
□目標標高差・距離:D+1130m・5.0km(トータル)
□参加数:ソロ
■結果登り標高差/距離:D+310m/1.1km
■結果SKIダウン標高差/距離:D-310m/1.1km
■タイム:TOTAL2H30M
■評価:ランクA (※A~D中、A:超ゴキゲンなRIDGE!おすすめ

▢所感
ここは以前なんどか登滑降したルートである。
鍋冠山までいけず
いやぁ、不甲斐ない、けど滑降は超サイコーだった!!!

ここぞ、BC SHORTを2016年から試してきたルートであり、
BC SHORTの原点だ。
自分の刻んだトレース(足跡)を、復路で滑るということも
ここで当時は散々試し、
・深雪ならトレースを滑ってスピードをだす
・スピードで過ぎたら、トレース壁にカウンターあてて減速
・幅1Ⅿくらいあれば、じつはスキーダウンできてしまう発見

きょうは、登りのフルラッセルがきつくて…
途中敗退とはなったが
滑降は会心!!!

やめられないネ

53x RIDGEs 3 HAKUBA47(サイドカントリー)

【RIDGE 3】2025/1/1(wed)
□北ア前衛 HAKUBA47スキー場(サイドカントリー)
□目標標高差・距離:D-630m・52.5km(ski down)
□参加数:2人(MAKIさん)
■結果登り標高差/距離:D-330m/1.6km
■結果SKIダウン標高差/距離:同上
■タイム:TOTAL15MIN
■評価:ランクB (※A~D中、Bで、ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
新年あけましておめでとうございます🎍
2025年元旦は、白馬47スキー場!
リフトDとCを乗り継ぎ、1450Ⅿから一気に尾根を滑るという
幸先よくゴキゲンなリッヂを滑るという
楽な仕事でスタートして、パパっと帰路につく予定だった。

実際は、黄色の滑降ラインにある、1156Ⅿのピークまで
ゲレンデから外れて多少シールハイクをして尾根を滑ると。
よかったのは距離にして200Ⅿくらいで、あとは
mellow(緩斜面)で深雪ドパウダーでアルバイトが大変(笑)

たまらず、尾根外の谷筋の面をすべってゲレンデに合流。
もう尾根の先にある矢崎山(335Ⅿ)まで登り返しもやって
頑張れば、駐車場までの急斜面を滑ってコンプリートできたが
今回はこれでいいでしょう。

【重大告知】
ランクBとしたが、この53xRIDGEsは、
厳冬期のドパウダー深雪と、春の削られ磨かれたザラメでは
まったく別のチャレンジになるのでは?

といまさらながら実感してるところである。
よってルールを加味しつつ、変更します💦

厳冬期(12~2月くらい)に滑降したルートは
残雪期(3月~)でもういちどチャレンジOK。

まあ、生暖かく見守ってくださいm(__)m(笑)

※とにかく、パートナーのMAKIさんがとても楽しんで
くれたようで!
やっぱり、山はイイですネ🏔

53x RIDGEs 2 鵯峰 Mt.Hiyodori-mine(1923Ⅿ)

【RIDGE 2】2024/12/24/tue
□北ア前衛 鵯峰(1923m)東尾根~栂池チャンピオン斜面(仮称)
□目標標高差・距離:D+1040m・5.3km(トータル)
□参加数:ソロ
■結果登り標高差/距離:D+335m/2.0km
■結果SKIダウン標高差/距離:D-700m/2.4km(ゲレンデは含まず)
■タイム:TOTAL3H20M
■評価:ランクB (※A~D中、Bで、ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ

▢所感
先週は、白沢天狗と霊仙寺山を予定してたが、謎のぶり返す発熱
という体調不良で白沢天狗は急遽中止。
さらに、仕事先の長野市内から準備万端で臨んだ霊仙寺は、
飯縄山スキーリゾートまでいくも、荒天により5秒間まよって中止?!

さて、今回の栂池は鵯峰からの東尾根(仮称)。
Bランクのおすすめとしたが、あくまでも猫の額ほどの
急尾根セクションと、しまった雪面の春以降が前提で。

やはりBC SHORTの尾根滑りは”急斜面でなんぼ” である。

栂池ゴンドラeveはフル稼働も、その終点的からのロープウェイは
非稼働状態。さらに荒天のこの日は、ロープウェイ始点エリア
からの入山者は皆無で、雪面はもちろんノートラック。
ああ、こういう感じ、”最近慣れてない”からタガがしまるし、
遭難したらすぐに話題になるだろうな、、、と思うも
迷わずいわゆる禁止エリアに独り入る。BC HORTと一緒に。

なぜなら、わたしが提唱するBC SHORTの特性として
雪崩の確立が低い尾根滑りが、真骨頂でしょ??
それ試さなきゃだめだろ?と。

ようやく取りついた暴風の尾根伝いをソロでラッセルしつつ
なんどか諦めかけたけど、ほどなくして鵯峰山頂付近に到着。
いやぁ、試されたよ、ひさしぶりに。でも、これだよコレ…。

一晩で50cm以上積雪する厳冬期エリア、
しかも強風は警報レヴェル。

意識したのは、
いわゆる谷や沢側の急斜面は格好の雪崩エリアなのでNG。
ルートを外れないよう、あくまで尾根滑りを完結すること。
もちろん尾根だろうと、その幅がひろければ雪崩からは
逃れられないはずだ。

そんなコンディションの中、SKIダウンはいかほどだったか?
結果からいうと、マッシュ(キノコ状の積雪フォルム)の
急斜面が約30mほどあったところがとてもGOOD!
あとは、緩斜面の深雪ゆえにショートSKIが走らないのでいまいち。
急斜面であればあるほど、と逃げ口上か(笑)

春の締まった雪面はいいと思うので、ランクBで。

とにかく、53xRIDGEsはたどたどしくスタートしたが
こうして記録を縷々綴りつつ、つぎの尾根に想いをかけるとき、
至高の妙味を感じるのだ。

▢備忘録
前回53‐1から、スクレイパーと板にWAX塗布はOK。
ニッパとガムテープは忘れる。
SWIXの固形WAXを、シール、板上面・滑走面に塗布したが
すべからくOK。ただ、極上の栂池パウダーゆえか。
手のひらで握ると小さく球になるくらいの極上パウダー。

53x RIDGEs 1 浅川山 Mt.Asakawa(1742Ⅿ)


これは

BC SHORT®のパイオニア/主宰である
田中ゆうじんが
ニッポンの雪山の「尾根(RIDGE) x 53本」を
1シーズンで達成する
前代未聞でユニークなチャレンジ
趣旨とルールについてはこちら

【RIDGE 1】2024/12/10/tue
□北ア前衛 浅川山(1742m)南東尾根(仮称)
□目標尾根標高差・距離:D± 448m・1.9km(いずれも片道)
□参加数:ソロ
■結果登り標高差・距離:D± 524m・4.4km(一部のみ当尾根)
■結果SKIダウン標高差・距離:D±67m・400m
■タイム:登り4H・下り1H30M/TOTAL5H30M
■評価:ランクC (※A~D中、Cの、「つぎいってみよーなRIDGE!」)

▢所感
今シーズン一発目でしかも、当チャレンジの一本目!
ということで、体力・道具切替え術・ルート判断・メンタル・
チキンハート(易きに流れる)など、すべてがビギナークラスだ💦

道中の9割は、
「どーしたら体裁よく、当チャレンジをやめることができるか?」
という体たらく…トホホのほ

登りの際、北沢林道の途中から当尾根に入ったが、
ヤブ度高い・底づきする雪面(まだ雪が少ない)
・緩い斜面の三拍子で
復路の滑りは、時間に余裕があればと決めていた。

とにかくシールやスキー板へのワキシングを
怠ったので、雪玉が鉄下駄の様にずっしりと重く、
フルラッセルと相まって体力がどんどん削られていく。

折り返す際、昼過ぎから翳る陽光(冬の山は早い)、
“アルバイト”の多そうな尾根のSKIダウン、弱気…
林道をつかってWALKダウンと決めた(笑)

孤独な尾根フルラッセル登りの際、里からきこえる
町内アナウンスが感慨ぶかかった。
一昔前常念岳東尾根でも感じた懐かしい感覚だ。

当尾根はランクCで、今後試すつもりはないが、
副産物として、過去2度チャレンジして達成しえなかった
北ア横通岳への東尾根のアイデアが浮上す!
ここは当尾根の先から始める大きな尾根だ。

しかし、今シーズンはまだはじまったばかりだが
積雪が豊富でありがたい

▢備忘録
要携行:針金に加えて→ニッパ/ガムテープ/スクレイパー(板の雪かき用)
メンテ:シールWAX/板上面にシリコンスプレー塗布(いずれも雪玉対策)
(2024.12.14 記)

 

 

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