【RIDGE 2】2024/12/24/tue
□北ア前衛 鵯峰(1923m)東尾根~栂池チャンピオン斜面(仮称)
□目標標高差・距離:D+1040m・5.3km(トータル)
□参加数:ソロ
■結果登り標高差/距離:D+335m/2.0km
■結果SKIダウン標高差/距離:D-700m/2.4km(ゲレンデは含まず)
■タイム:TOTAL3H20M
■評価:ランクB (※A~D中、Bで、ゴキゲンなRIDGE!参考にしてネ)
▢所感
先週は、白沢天狗と霊仙寺山を予定してたが、謎のぶり返す発熱
という体調不良で白沢天狗は急遽中止。
さらに、仕事先の長野市内から準備万端で臨んだ霊仙寺は、
飯縄山スキーリゾートまでいくも、荒天により5秒間まよって中止?!
さて、今回の栂池は鵯峰からの東尾根(仮称)。
Bランクのおすすめとしたが、あくまでも猫の額ほどの
急尾根セクションと、しまった雪面の春以降が前提で。
やはりBC SHORTの尾根滑りは”急斜面でなんぼ” である。
栂池ゴンドラeveはフル稼働も、その終点的からのロープウェイは
非稼働状態。さらに荒天のこの日は、ロープウェイ始点エリア
からの入山者は皆無で、雪面はもちろんノートラック。
ああ、こういう感じ、”最近慣れてない”からタガがしまるし、
遭難したらすぐに話題になるだろうな、、、と思うも
迷わずいわゆる禁止エリアに独り入る。BC HORTと一緒に。
なぜなら、わたしが提唱するBC SHORTの特性として
雪崩の確立が低い尾根滑りが、真骨頂でしょ??
それ試さなきゃだめだろ?と。
ようやく取りついた暴風の尾根伝いをソロでラッセルしつつ
なんどか諦めかけたけど、ほどなくして鵯峰山頂付近に到着。
いやぁ、試されたよ、ひさしぶりに。でも、これだよコレ…。
一晩で50cm以上積雪する厳冬期エリア、
しかも強風は警報レヴェル。
意識したのは、
いわゆる谷や沢側の急斜面は格好の雪崩エリアなのでNG。
ルートを外れないよう、あくまで尾根滑りを完結すること。
もちろん尾根だろうと、その幅がひろければ雪崩からは
逃れられないはずだ。
そんなコンディションの中、SKIダウンはいかほどだったか?
結果からいうと、マッシュ(キノコ状の積雪フォルム)の
急斜面が約30mほどあったところがとてもGOOD!
あとは、緩斜面の深雪ゆえにショートSKIが走らないのでいまいち。
急斜面であればあるほど、と逃げ口上か(笑)
春の締まった雪面はいいと思うので、ランクBで。
とにかく、53xRIDGEsはたどたどしくスタートしたが
こうして記録を縷々綴りつつ、つぎの尾根に想いをかけるとき、
至高の妙味を感じるのだ。
▢備忘録
前回53‐1から、スクレイパーと板にWAX塗布はOK。
ニッパとガムテープは忘れる。
SWIXの固形WAXを、シール、板上面・滑走面に塗布したが
すべからくOK。ただ、極上の栂池パウダーゆえか。
手のひらで握ると小さく球になるくらいの極上パウダー。